【感想】齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~(1~47話)「隙がない勘違い系コメディ」
ラノベ貴公「書籍よりは漫画から入ってほしい」
5000年生きたドラゴンといえば大層な響きだが、そのドラゴンはいたって人畜無害な草食のそれだった。
しかし無駄にでかい図体と風格のせいで魔王軍の幹部と誤解され、近くの村から生贄の少女が捧げられる。
基本的に臆病かつ気弱なドラゴンは少女を追い返そうとするが、やけに気合いの入った生贄少女はなかなか引いてくれない。
やむをえず「じゃあお主の魂ちょっとだけ食ったから、それでもう帰って」と方便で告げたところ、思い込みの激しい少女はそれでドラゴンの眷属になったと誤解してしまう。
そしてあろうことか、彼女は誤解のままに妙な力を発揮し始め――無力なドラゴンは何の間違いか、魔王軍に反旗を翻すことになる。
反旗も何も、最初から部下でも何でもなかったのだけれど。
*ネタバレ有
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