ラノベ寄稿

ラノベやweb小説を斜め45°から批評するブログ

【感想】か「」く「」し「」ご「」と「  「それはありふれた"かくしごと"」

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ラノベ貴公「笑ったよね」

 

きっと誰もが持っている、自分だけの「かくしごと」。みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ――。クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の著者が贈る、眩しくて時に切ない、共感度 1の青春小説!

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【感想】ようこそ実力至上主義の教室へ 6「それは青春か、あるいは、」

ようこそ実力至上主義の教室へ 6 (MF文庫J)

 

ラノベ貴公「よう実記事は書いてて楽しいですね~」

 

体育祭も終わり肌寒くなりつつある10月中旬。生徒会の新旧交代が行われ、生徒会長の座は堀北学から2年の南雲雅に引き継がれた。新時代の到来を感じさせる中、綾小路はクラスメイトの佐藤麻耶に人気のない渡り廊下に連れて来られる。「綾小路くんって誰か付き合ってる人とかいるわけ?その、電話番号交換してよ」向けられたのは半ば告白手前の言葉。体育祭での活躍の結果、綾小路に対する注目度は大きく上昇、周囲に大きな変化が訪れていた。そして到来する特別試験・期末テスト。例年退学者を出すペア制とペーパーシャッフルという複雑な試験にDクラスはどう活路を見出すのか。大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第6弾!!

 

*ネタバレ有

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【感想】100年後に魔術書として転生したけど現代魔術師は弱すぎる(1~22話)「テンプレかと思ったら滅茶苦茶面白かった件」

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ラノベ貴公「久しぶりのなろう記事」

 

最強の魔術師として恐れられたバラムは、弟子の裏切りによって魔法を無効化する護符を盗まれ、大賢者と英雄達のパーティーによってついに倒されてしまう。
 それから100年後。その死体を魔術書の装丁として利用されていたバラムは、ネクロノミコンという名の魔術書として復活してしまった。かつての弟子に復讐するか、再び世界を支配するか、やり終えられなかったダンジョンの研究に戻るか……だが現代の世界を見たネクロノミコンはその考えを捨ててしまう。
 現代の世界は、彼の生きていた時代に比べ、もう多くの魔法を失ってしまっていた。

 

*ネタバレ有

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【感想】ようこそ実力至上主義の教室へ 5「堀北、そりゃねーよ」

ようこそ実力至上主義の教室へ 5 (MF文庫J)

 

ラノベ貴公「久しぶりにクソレビューの予感」

 

長い夏休みを終えたDクラスを待ち受けていたのは体育祭。だが、高度育成高等学校の行事が生半可なものであるはずもない。全学年が赤と白の二組に分かれ勝敗を競う体育祭で、DクラスはAクラスと共にB&Cクラス連合と戦うこととなった。さらに全ての競技に順位がつけられ、順位ごとにポイントを得られるという。ここまで足を引っ張る存在だった須藤が一躍Dクラスの切り札となり、運動自慢達が腕を鳴らす。一方、自分のやり方を変えず周囲と軋轢を生む堀北。その隙をCクラスの首魁たる龍園と影に潜む裏切り者が見逃すはずもなく―!?大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第5弾!?究極の実力勝負の体育祭が始まる。

 

*ネタバレ有

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